ClickアクティビティやType intoアクティビティには「SimulateType/Click」や「SendWindowsMessages」などそれぞれ動作やスピードが異なりますが少し分かりにくいものです。Uipathのドキュメントに解説がありますので読んでおくと役に立ちます。
「SimulateType/Click」や「SendWindowsMessages」には入力スピードと互換性の点で長所と短所があり、以下Uipathが推奨している方法です。
通常は、3 つのうち最も処理が速くバックグラウンドで動作する Simulate Type/Click メソッドをお勧めします。
ただし、これが使用できるのは、特殊なキーボードショートカットを送信する必要がない場合に限られます。
このメソッドで対応できない場合は、Windows Messages メソッド、さらに最も処理の遅い Default メソッドを試してください。
速度の面ではSimulate Type/Click(100%) > Windows Messages(50%) = Default(50%)の順番です。
デスクトップ操作の互換性の面では、Default > Windows Messages(80%) > Simulate Type/Click(60%)の順番です。
Web操作の互換性の面では、Default > Simulate Type/Clickk(99%) > WindowMessages(80%)の順番です。
機能メソッド 互換性 バックグラウンド
での実行速度 ホットキーの
サポートフィールドの
自動消去Default 100% × 50% ○ × WindowMessages 80% ○ 50% ○ × Simulate Type/Click 99% – ウェブアプリケーション
60% – デスクトップアプリケーション○ 100% × ○ ※Defaultとは「WindowMessages」および「Simulate Type/Click」のチェックを外した状態です。
入力メソッド – Uipath
ほとんどのウェブアプリケーションではSimulate Type/Clickで速度が速く、動作しない場合は「WindowMessages」を試し、最後に「Default」が良さそうです。
バックグラウンドでの実行が必要な場合は「Default」では動作しないため、「WindowMessages」あるいは「Simulate Type/Click」にする必要があります。