データテーブルに行を追加するには、Add datarowアクティビティを使用します。
Add Data RowアクティビティにはArrayRowプロパティを使用して行を追加する方法と、DataRowプロパティを使用して行を追加する方法があります。それぞれ解説していきます。
以下のようなデータテーブルがあるとします。ここではBuild Datatableでデータテーブルを作成しています。
ArrayRowプロパティを使用して行を追加する手順
1Add Data Rowアクティビティを配置します。
2Add Data Rowアクティビティのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
ArrayRow | 配列文字列として「”1列目のデータ”,2列目のデータ」のように追加したいデータを入力します。 ※1列目は文字列のため、「”(ダブルクォーテーション)」でくくり、2列目は数値型のため、「”(ダブルクォーテーション)」でくくりません。 |
DataTable | 行を追加するDataTable変数を設定します。ここではdtSampleを指定しています。 |
実行結果
※DataTableをOutput DataTableアクティビティを使用して文字列として出力しています。
DataRowプロパティを使用して行を追加する
1Add Data Rowアクティビティを配置します。
2DataRow型の変数を用意します。
VariableTypeの指定で、「Browse for Type…」をクリックし、Type Name:に「datarow」と入力します。表示されたDataRowを選択します。
3DataRow型の変数に値を代入します。
書式
DataRow型の変数(列番号) = 値
4Add Data Rowアクティビティのプロパティを設定します。
プロパティ | 説明 |
---|---|
DataRow | 値を代入したDataRow型の変数を指定します。ここでは「dtSample」を指定してます。 |
DataTable | 行を追加するDataTable変数を設定します。ここではdtSampleを指定しています。 |
実行結果
※DataTableをOutput DataTableアクティビティを使用して文字列として出力しています。